鳥海山 千蛇谷


Date/Time: 2013:06:24 09:37:27
Camera: RICOH
Model: GR DIGITAL 4
Exporsure Time: 1/2000
FNumber: 8.0
Aperture Value: 6.0
Focal Length: 6.0

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y2blog » iPhone用電子国土GPSナビ

12

04

2011

iPhone用電子国土GPSナビ

iPhone用のGPSナビの製作の検討を始めました


iPhone用のGPSナビアプリとしては、Appleのオリジナル版や “EveryTrail”, “myTracks” など幾つか出まわっているようですが、Appleのオリジナル版がGoogle Mapsベースで何とか街中で使える程度で、他のアプリは日本国内では殆ど地図情報が使い物になりません.


街中ではGoogle Mapsが便利かもしれませんが、アウトドア用途ではGoogle Mapsは殆ど役に立ちません.アウトドア用途(特に山登りやトレッキング)の地図としては国土地理院の地形図が唯一のまともな地図と言えるでしょう.


Garminなどのアウトドア用のポータブルGPSナビシステムでは、メーカーが独自に改良を加えた地図が搭載されているようですが、国内メーカーの製品ではSONYのNV-U37が国土地理院の地形図を直接扱うことができます.SONYのNV-U37が発売される以前にも同じような機能を備えたアウトドア用のGPSナビが発売されていたようですが、販売ルートが限られていたためあまり普及しなかったようです.


SONYのNV-U37については一度試してみたいと思っていますが、実売価格で3万円前後では貧乏人の私としてはちょっと躊躇してしまいます.GarminのGPSMap62sが並行輸入品で4〜5万円程度ですので、悩ましい所です.


ポータブルGPSナビの専用機はやはり高いので、できれば iPhoneやAndroidなどのGPS機能付きスマートフォンで代用できないものかと考えていますが、やはり専用機に較べるとGPSの受信性能や機能、バッテリーの持続時間など問題点は多々有るようです.


iPhone用のGPSナビアプリ〔電子国土対応)として現在出まわっている物としては、”FieldAccess”、 “やまちず”、”DIY GPS”などが有るようです.


FieldAccess

 http://itunes.apple.com/jp/app/fieldaccess/id415582637?mt=8&ign-mpt=uo%3D4


やまちず 

 http://itunes.apple.com/jp/app/id399231789?mt=8


DIY GPS

 http://itunes.apple.com/jp/app/id399231789?mt=8
何れも有料のアプリですが、価格は350円、170円、450円ですので購入して使い物にならなかったとしてもそれほど悔しい思いをすることはないでしょう.


Andoroid版に関してはまだ殆ど調べていませんが、プログラマー’sペイジさんがAndoroidで電子国土地図を票jひするアプリ『地図ロイド』の開発記事を公開しています.


私はまだ試してはいませんが、iPhone用のFieldAccessがGPSナビとして使い易そうです.私も電子国土対応のiPhone用GPSナビを作成してみたいと思っていますが、FieldAccessやDIY GPSなどに大分先行されてしまったので今更開発してもあまり意味がないかもしれませんね.


元々ニッチな市場ですのでiPhoneアプリとして商売になるとも思えません.iPhoneアプリ開発は始めたばかりで有料に耐えるだけの機能や価値を提供できる見込みすらありませんので、実用的なGPSナビアプリをお探しの方はFieldAccessやDIY GPSを入手する事をお薦めします.


とは言え、例え機能やユーザエクスペリエンスが貧弱でもフリーのオープンソース版で出せばアウトドア派のITエンジニアさん達に色々と活用して貰えるかもしれませんので、今後暇を見つけては自分の勉強も兼ねてiPhone用電子国土GPSナビアプリの開発を始めるつもりですが、興味のある方はあまり期待せずに2〜3ヶ月に一度くらいこのブログを覗いて見て下さい.

【追記】 先日FieldAccessをiPhone3GSに導入してみました.まだ、一度しか山行に持ち出していませんので、まだ十分なテストができていません.iPhone3GS自体のGPS性能が???なのでiPhone3GSをGPSナビとして本格的に使うにはちょっと問題がありそうですが、電子国土地形図のビューワとしてはとても役に立ちます.


DIY GPSの方はまだ入手していませんが、ユーザが自分で好きな地図をiPhoneに取り込んで使えるので、用途に応じた最適な地図をユーザが選べるのが良いですね.ただ普通(非エンジニア)のユーザにとっては紙地図を自分でスキャンして取り込むのは面倒で難しい作業かもしれません.普段カシミール3Dを使っているユーザであれば自分で地図を取り込む事は簡単にできるでしょう.


これらのアプリはiPhoneアプリとしての出来も良く、山登りをする人でiPhoneを持っている人にはお勧めのアプリです.
蛇足ですが、これらのGPSナビアプリはとても便利で役に立ちますが、あくまでも補助ツールであることを忘れないで下さい.iPhoneのGPS機能をONにするとバッテリの消費が激しくなりますので、いざというときにバッテリ切れで使えないという状況に陥らないように気をつけて下さい.尤も、Softbankの場合山の中では殆どのエリアで圏外なので山登りをする人にはauかDocomoの携帯をお薦めします.

FieldAccess
FieldAccessで現在地を表示
鍋割山 鍋割山頂上(iPhone3GSで撮影)