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2016
AK4495 SEQ DAC and AK4137 SRC
DIYINHK AK4495 SEQ DAC
DIYINHKから旭化成エレクトロニクスのDAC AK4495SEQ を搭載したDAC基板キットが出ているが、AK4495というDACチップには2種類あって、通常版のAK4495 EQと、”Special Sound Quality Package” 版のAK4495 SEQ.とがある.DigikeyからはこのSEQ版は入手できないようなのが残念だが、”Special Sound Quality Package”と銘打っているだけのことは有るに違いないと言う訳で、AK4495 SEQを使ったDACボードキットを2セットほど購入してみた.
旭化成エレクトロニクスからは、年内に AK4497 という新しいDACのリリースがアナウンスされているが、こちらは S/N 128dB, THD+N -116dB というこれまでのDACチップよりも性能的にはかなり向上しているようだ.音質に関してはまだ実物が出まわっていないので何とも言えないが期待して良さそうだ.新世代プレミアムD/Aコンバーターに載っているポートフォリオでは、AK4495の二重円の内側が AK4495EQ、外側の大きめの円がAK4495SEQを現しているようだが、AK4495SEQの方がチップの当たり外れが大きいということだろうか.Sは “Selected” と捕らえると、選りすぐりのチップということなのか、それともチップそのものの構造や製造過程が違うのかハッキリしないが、AK4495 EQは S/N 120dB, THD+N -101dB 、一方 AK4495 SEQ はS/N 123dB, THD+N -105dB ということなので、Sシリーズを選択する意義はありそうだ.
2枚のDACを使い、デュアルモノ構成で組み立ててみようと思う.時間が有れば自分で基板を設計して一からスクラッチで製作したいところだが、今回は頒布されている基板を使って実験してみることにする.
旭化成エレクトロニクス Premium DACシリーズのポートフォリオ
[ http://www.akm.com/akm/jp/product/featured/premiumaudio/#dacs ]
AK4495SEQ DAC チップ
DIYINHK AK4495SEQ基板
大部以前に旭化成エレクトロニクスのSRC機能とDSDS/PCM変換機能を持つAK4137チップについて簡単に触れたが、今回AK4137チップを使った基板キットがやなソフトさんから頒布されていたので、AK4137チップの評価用に1セット入手した.
時間の都合が付かず、まだ半田付けすら出来ていない状態だが、追々これらのキットを用いたシステムの製作記事を紹介しようと思う.
やなソフトさんのAK4137 SRC, PCM/DSD変換基板
オプションのジッター除去(リクロック)基板