10
16
2021
SADE – This Far が再発売?
SADEの6枚組ボックスセットアルバムが再び入手可能になった模様
今回はテクニカルな話題から逸れて、昨秋入手し損ねた SADEの6枚組バイナルアルバムボックスセット “This Far” が Amazon で再発売されていたので速攻で入手した.
SADEのバイナルアルバムは単体でも入手が困難な状態が続いていたが、昨秋何とオリジナルアルバム6枚がオリジナルに忠実に再マスタリングして、ハーフスピードのカッティングマシンを用いてバイナルレコードとして限定番として販売していた.
SONY Musicのホームページの解説:https://www.sonymusic.co.jp/artist/Sade/info/521830
昨秋にAmazon経由で入手を試みたが、僅かのタイミングで売り切れてしまったらしく、注文自体がAmazon側からキャンセルされてしまった.
今回入手できたのは、恐らくレコード会社(Epic Sony)が再発を望むファンからの要望に応えて再販売を行ったものなのだろう.アルバムジャケットもオリジナルに忠実に復刻されているようだ.
今回も速攻で売り切れとなるかもしれないので、SADEファンであれば迷わず購入しておいた方が良いかもしれない.
SADEの6枚組バイナルレコードセット ”This Far”
オリジナルアルバム6枚を忠実に復刻している
やはりレコードの音はほっとするね!!!
とりあえず手持ちのPCMレコーダーを使って96KHz/24bitでデジタル音源化してみる
これまでレコードをPCM音源化してデジタル音源ライブラリに加えようと何度か考えたが、傷や静電気により発生するノイズがどうしても気になってしまうので殆ど試したことがなかったが、今回SadeのレコードをPCMレコーダで取り込んでみて、思ってた以上に良好な音質でデジタル化できたので、手持ちのレコードでまだCD版を購入していない物を中心にPCM音源化することにした.
レコードを手持ちのPCMレコーダで片面単位で取り込んで、編集ツールを用いて楽曲単位に切り出し、曲名などのメタデータを入力する作業を繰り返しながら1枚のレコードを取り込んで行く.レコードのクリーニングから始まって、録音レベルの調整や傷や静電気により発生したノイズの除去処理など膨大な作業と時間が掛かるが、手間暇かけて出来上がった音源はCDよりもずっと心地良い音を奏でてくれている.
LPレコードの時代は1回の再生単位が片面20分前後なので、それに合わせてアーティスト達は楽曲の構成を考えてアルバムにしていたが、CD、iPod、iTunes、ストリーミングなど再生形態の変遷に伴い、アルバムという概念が殆ど無くなりつつあるが、レコードの時代のアルバムは片面を通して再生するのが一番良い聞き方なのではないかと思う.
手持ちの古いレコードもPCM音源化してライブラリに取り込んでみた