DACチップを買ってきて自分で表面実装部品を半田付けするのはしんどいので、半完成品であるSunhayato MM-5102 DACモジュールをRaspberry Pi 2 につないでみた.
Raspberry Pi + Volumio の組み合わせでは、先の汎用USBポートを介した接続方法以外に、Raspberry Pi のGPIO(汎用入出力)端子経由で、DACチップの汎用的な入力データフォーマットであるI2Sという形式の信号を出力する事が可能だ.
今回のネットワークオーディオプレーヤーの要となるVolumioは、組み込み用のコンピュータのためのオペレーティングシステム(OS)の一種で、オーディオプレイヤーとして使うことを想定したカスタマイズOSと言った所だろうか.勿論、汎用のLinux OS をベースとしているので、中身はLinuxそのものだ.
先日、DENONのDA-300USBの電源アダプタのパーツを買い出しに秋葉原界隈を散策していたら、巷で話題のRaspbery Pi の最新モデル Raspbery Pi 2 (Model B 1GB)が売られていたので衝動買いしてしまった.
今回の記事は “Volumio”と言う AirPlay対応ネットワークオーディオプレイヤーをRaspbery Pi 2 にインストールして試してみた様子を紹介する.
1週間ほど前に注文していたDENON製のUSB-DAC(ヘッドフォンアンプという位置付けかな)を予定よりも早く入手することができたので、付属品のACアダプタのノイズをオシロスコープで観察してみた.
言うまでもなくiTunesは現在のPCオーディオ環境の一番メジャーなアプリケーションで、大多数の人達がPC環境での音楽再生に使用して居るが、残念ながらiTunesの再生環境は必ずしも十分なクオリティーを保っているとは言えない状況にある.