電子国土V4での背景地図のタイリング方式が従来の緯度経度幅一定のタイル形式から、Google MapsなどのWEBマップシステムと共通のピクセル数固定方式に変更された事についてはこのブログでも何度か紹介しているが、国土地理院から詳細な情報が提供されたので、再度情報を整理してみようと思う.
電子国土V4ではGoogle Mapsなどとほぼ同じ仕様のラスターイメージベースの正方背景地図が使われているが、OpenLayers等のフレームワークを用いてGoogle Mapsなどの他のWEBマップシステムと併用しようとすると、位置精度の問題などがあり結構難儀しそうだ.
電子国土WEBシステムは現在V4システムの試験公開を行っているところであるが、このV4システムの試験サイトに対する利用規約がハッキリしておらず、従来の規約をそのまま当てはめてしまうとV4システムによる電子国土基盤地図情報の公開ができないということになってしまう.
7月下旬にテスト公開された電子国土V4システムに関する情報が、国土地理院から少しずつ開示されつつあるが、まだ一般のユーザがOpenLayersを用いて電子国土V4システムのWebアプリケーションを開発するにはあまりにも情報が少なすぎるのが現状だろう.
国土地理院の電子国土V4試験システムが正式に公開され、各種背景地図データにアクセスできるようになりました.まだ、背景地図のデータタイルに直接アクセスするURLについては公表されていませんが、OpenLayersを用いた簡単な
サンプルコードが幾つか紹介されていますので、試してみると良いでしょう.
先に公開された電子国土V4のテストサイトの背景地図データとGoogle Mapsの地図データを同じOpenLayersの地図キャンバス上で切り替えるサンプルを作ってみました.
国土地理院の電子国土V4システムが2013年から運用される予定ですが、7月後半からテスト用のサイトが公開されるようです.
WWDC2012のキーノートでiOS6の概要が発表されましたが、デベロッパ向けにiOS6beta (build ) がリリースされました.早速手持ちのテスト用のiPhone3GSにインストールして新しいMapの地図データの内容をチェックしてみました.
以前、OpenLayersを用いてGoogle Mapsや電子国土基本図(地図)データなどを表示する方法について簡単に紹介しましたが、OpenLayersのサンプルページを見ていたら、OpenLayersにZoomifyイメージを扱うクラスがあるのを見つけました.
“GPSMap” はGPSロガーのトラックデータ(GPX形式データ)をWEBマップ上にトレースするのが主な役割ですが、GPX形式データ以外にもKML(Google), YDF(Yahoo Japan), JSGIXML(電子国土)データを表示させることが可能です.