3種類の解像度のタイリング画像で画像のスムーズな拡大縮小ができるようになったので、本番用の基盤地図情報の背景地図を用いて動作検証を行ってみた.
現行の電子国土システムの背景地図データを基に開発を続けることは殆ど意味が無くなってしまいましたが、折角ですので現行の電子国土システムの可変長タイルサイズ方式に対応可能な、タイリングされた画像データをスムーズに繋ぎ合わせるプログラムを作ってみました.
昨年末の電子国土V3の正式リリース後に電子国土V3に対応させた “GPSMap V1.2″ をリリースしましたが、国土地理院の『背景地図等データ利用許諾』を受けていませんでしたので、機能が制限された状態での配布でした.今回、国土地理院より正式に背景地図等データ利用許諾を受けましたので、機能制限を解除したバージョンを”GPSMap V1.3” として配布します.
電子国土システムV3の地図表示部分の基本フレームワークとして、OpenLayers 2.10 が使用されていますが、電子国土基本図の背景地図の形式が『地球を真球とみなした擬似円筒図法』という緯度により縦方向の解像度が異なるという特殊な方式のため、標準的な正方メルカトルタイリングを用いたGISシステムとはとても相性が悪いと言わざる負えないでしょう.
OpenLayersは汎用的なJavascriptベースの地図表示フレームワークで、Open Geospatial Consortiumの Web Map Service(WMS) などのプロトコルに対応している.WMS以外にも多くのプロトコルに対応しており、メジャーなところではGoogle Maps の地図を直接読み込んで使用することが可能である.
先の記事『iPhone用GPSナビに挑戦 #8』で国土地理院の電子国土システムが2013年1月からV4システムに移行する予定で、背景地図等のデータ形式が変更されることを簡単に触れましたが、今回はGISアプリケーションを開発する上で必須となるタイリングされた地図データのハンドリングについて調べてみようと思います.
BootCamp方式(正確にはBootCampツールを一切使っていないので非BootCamp方式マルチブートかな)でMac OS X と Windows XP, Vista, Windows 7 などとのマルチブートシステムの作成方法については大部以前に紹介しましたが、今回 Windows XPを活かしたままの状態で、新たにWindows 7 を追加インストールして、Windows XPとWindows 7 とを切り替えて使えるようにしてみました.
Lionのインストールを行う度にリカバリパーティションが作成されると無用なパーティションがどんどん増え続けてしまいます.そこで今回はこの不要で邪魔者のリカバリ専用のパーティションを取り払って無駄になった領域を元のLion OS領域へ吸収合併する手順を紹介しておきます.
7/20のSafari5.1のリリースから3ヶ月近く経ってようやくFlashPlayerとの間の日本語入力問題が解決しました.何でこのような問題に3ヶ月も時間が掛かってしまったのか全く理解できませんが、とりあえずSafari5.1の日本語入力問題は収束に向かうでしょう.
Adobe からFlash Player 11がリリースされたので、早速 Safari 5.1 で生じていたFlash Playerとの相性問題による日本語入力トラブルが解消されるかどうか調べてみた.
残念ながらFlash Player 11 でも全く同じ現象が起きてしまう.AdobeもAppleもこの日本語の入力トラブル問題に関しては認識しているはずなのだが、全く改善されないというのは一体どういう事なのだろうか.