WWDC2012のキーノートでiOS6の概要が発表されましたが、デベロッパ向けにiOS6beta (build ) がリリースされました.早速手持ちのテスト用のiPhone3GSにインストールして新しいMapの地図データの内容をチェックしてみました.
QZ-finderはJAXAが一般向けに提供しているiPhone用のアプリケーションで、『みちびき』やGPS衛星の軌道をiPhoneの画面に表示することができる.GPS衛星や『みちびき』の衛星軌道が分かったところで実際にGPSナビゲーションシステムの精度が向上する訳ではないが、『みちびき』の信号を受信可能な時間帯を知ることができるので、『みちびき』対応のGPSを利用する場合には参考になるだろう.
今回この『山と高原地図』がiPhoneアプリの形でリリースされたので、このアプリに期待していた方々も多いかとおもいますが、残念ながら今回のiPhone版『山と高原地図』アプリは期待はずれでした.
3種類の解像度のタイリング画像で画像のスムーズな拡大縮小ができるようになったので、本番用の基盤地図情報の背景地図を用いて動作検証を行ってみた.
現行の電子国土システムの背景地図データを基に開発を続けることは殆ど意味が無くなってしまいましたが、折角ですので現行の電子国土システムの可変長タイルサイズ方式に対応可能な、タイリングされた画像データをスムーズに繋ぎ合わせるプログラムを作ってみました.
今回リリースされた”iOS Map SDK”は、AppleがXcodeの開発環境に標準で組み込んである、Google Mapsのフレームワーク”MapView” のYahoo Japanバージョンと言ったところでしょうか.”MapView” のクラスやメソッドについては詳しく調べたことはありませんが、”iOS Map SDK”の方は後発だけあって、かなり機能が豊富なようです.
GPSトラッキングデータをWEBマップ上にトレースするWordpressプラグインモジュール “GPSMap V1.2” を公開しています.但し、国土地理院の電子国土システムの利用規約の関係で、配布するバージョンはオリジナルの電子国土システムにアクセスしなければならないため、ポップアップウインドウ上にサムネイル画像を表示することができません.
12/26日に国土地理院から電子国土V4システムに関する発表がなされました.
iPhoneやiPadの性能が向上してPC並になったとは言え、メモリやCPUの性能に制限があるので地図データを一枚の巨大な画像として扱うのは非現実的です.何らかのメモリ節約アルゴリズムを採り入れて少ないメモリで効率良く画像をハンドリングする仕組みが必要になります.
何か良いサンプルがないか探していたら、iPhoneサンプルプログラムとしてタイリング手法を用いた画像の表示プログラムをAppleが提供していました.
iPhoneのGPS機能は携帯の電波が届かなくてもGPSの衛星さえ補足できれば自分の位置を取得することができます.後はその位置の地図をiPhoneの画面に表示できればOKなのですが、地図を電子国土WEBサービスからダイナミックに取得することができないので、予め地図データをiPhone上に保存しておき、該当する地図を画面に表示する機能を組み込めばGPSナビとしての最低限の機能は実現できそうです.