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09
2011
iTunes10.3のiCloud的な機能
iTunes 10.3 ではiCloud的な機能が追加されているようです
WWDC2011 で発表された iCloud ですが、iTunes 10.3では一足先にiCloude的なサービス “iTuens in the Cloud” が追加されているようです. iCloud の本格サービス開始はこの秋以降ということなのですが、例によって日本では開始時期もサービス内容も世界から遅れを取るのでしょうかね.
US版(iTunes自体は多言語対応なので、個人の言語設定を USに切り替えればUS仕様になります)のiTunesの “Preferences” ダイアログの “Store” 項目に “Automatic Download” という項目があり、”Music”, “Apps”, “Books” のチェックボックスがあります.このチェックを入れておけば、iPhoneやiPadなどで購入したコンテンツが、手元のPC/MacのiTunesにも自動でダウンロードされるようです.
“Automatic Download Options” という設定が Preferences の Store 項目に有る
iTunes の Store 画面右端の “Quick Links” 欄には新に “Purchased” の項目が追加されていて、過去に購入したコンテンツの一覧を表示することができ、現在のiTunesライブラリに存在しないものについては再度ダウンロードするためのリンクアイコンが置かれます.
iTunesのライブラリを移動したり、再構築などを繰り返しているといつの間にか購入した筈のコンテンツがどこかにいってしまったり、間違って消したりしてしまうことがあるので、この機能があると安心ですね.
Apple, Google, Facebook などのメジャープレイヤーによる新たなユーザ囲い込み時代の到来ですね.
iTunes Store の “Quick Links” には “Purchased” の項目が新しくなっている
これまで iTunes Store で購入したコンテンツのリストを見ることができる
ライブラリに存在しないコンテンツにはダウンロードアイコンが表示される