謎のMacBook3,1

Leopardのバグフィクス第１弾が早速出そうですね．11/07付けで Leopard 10.5.1(Build 9B13)がデベロッパにシードされました．近いうちに “Software Update” を通じて一般にも配布されるでしょう．これでインストール時のトラブルが解消されると良いのですが．

さて、前回の記事でLeopard対象外の古いMacにLeopardをインストールする方法を紹介しましたが、インストーラのスクリプトの中にちょっと気になる部分がありました．インストール対象外のマシンのリストの中に、”MacBook3,1″ という記述があります．私の持っているMacBook （初期バージョン 2006年5月）のModel Identifier では “MacBook1,1” です．Core 2 Duo マシンの MacBook は持っていないのでわからないのですが、つい先日発売された”Santa Rosa”チップセット搭載の MacBook シリーズのことでしょうか？　

既に “Santa Rosa”チップセットはMacBook Pro シリーズで使われているので、インストールの除外対象になるようなハードウェアスペックでもないと思うのですが．もし最新のMacBookが”MacBook3,1″であるなら、購入時に付いてくる専用のインストールDVD以外は使えないことになりますね．

台湾のマニュファクチャラーが漏らしたという新しいハンドヘルドマシンだったりして？
【Tiger 10.4.6 での除外対象マシン】

[‘iMac’,’PowerBook1,1′,’PowerBook2,1′, ‘AAPL,Gossamer’, ‘AAPL,PowerMac G3’, ‘AAPL,PowerBook1998’, ‘AAPL,PowerBook1999’]

【Leopard 10.5 での除外対象マシン】

[‘MacBook3,1′,’iMac’,’PowerBook1,1′,’PowerBook2,1′, ‘AAPL,Gossamer’, ‘AAPL,PowerMac G3’, ‘AAPL,PowerBook1998’, ‘AAPL,PowerBook1999’]

【追記】”MacBook3,1″の正体が判明しました

謎の “MacBook3,1” ですが、ネットで検索してみたところ、やはり最新のMacBook シリーズ(Late2007)であることが判明しました．ちょっとがっかり．

Geekbench Result Browser

そう言えば、この機種が発表されたのはLeopardのリリース(10/26) 以降でしたね．でもわざわざインストール対象から除外する必要はないと思うけど．