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y2blog » MacでWin – VM編 (その4)

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04

2007

MacでWin – VM編 (その4)

既存のWindowsパーティションを用いてVMWare Fusionを利用する


今回の記事では、既にBootCamp Assistant 等のツールを用いてWindowsとMac OS X とを切り替えて使用しているユーザがVMWare Fusion やParallels Desktop for Mac を用いて仮想マシン環境でWindowsを動かす方法について紹介します.


まず、実験に用いた環境ですが iMac 17inch (初代Intel iMac)に400GBのハードディスクを搭載し、パーティションを5つに分けてあります.使用OSは Mac OS X 10.5 (Leopard 9A559) で搭載メモリは 2GB です.Windows用のパーティションはNTFSで作成してあり、Windows XP SP2 がインストールされています.iMac用のデバイスドライバやアプリケーションソフトウェアが予めインストールされています.

尚、今回の実験では通常のBootCamp 環境とはパーティション構成が大きく異なっていますが、VMWare Fusionの利用には支障はありません.


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VMWare Fusion を起動すると、既存のWindows パーティションにアクセスするための”Boot Camp partition”という名前の仮想マシンイメージファイルが自動で作成されます.このイメージファイルを選択し仮想マシンを起動すると、Windows パーティションをVMWare Fusionからアクセスできるようにするために、このパーティションに加工が施されます.この作業はダイアログの説明にあるように初回起動時のみ行われます.


この作業が終了するとWindowsが起動します.WindowsパーティションにインストールされているWindowsと仮想マシンのハードウェア構成とは異なりますので、仮想マシン用のデバイスドライバのインストールが必要になります.VMWareToolsというデバイスドライバインストーラーが自動的に起動し、必要なドライバーのインストールが行われます.

ドライバのインストール後にWindowsを再起動させると、ネイティブ環境下で動いていた時とほぼ同じ環境が現れるはずです.但し、仮想マシンでサポートされていないデバイスについては動かすことはできませんので、残念ながらネイティブで動いていた時と全く同じ環境という訳には行きませんね.


Parallels Desktop for Macでもほぼ同じようなイメージで 既存のWindowsパーティションを利用して仮想マシンを起ち上げることができますが、こちらの方は元のWindowsパーティションにかなり手が加えられてしまいます.ネイティブ環境でWindowsを動かすことが多い場合には、VMWare Fusion の方が適しているかもしれません.


私はVMWare FusionとParallels Desktop for Macの両方をインストールしてありますが、Windowsパーティションを利用して仮想マシンを起動する場合は、どちらか一方のみの利用に留めておいた方が良さそうです.


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