OpenLayersは汎用的なJavascriptベースの地図表示フレームワークで、Open Geospatial Consortiumの Web Map Service(WMS) などのプロトコルに対応している.WMS以外にも多くのプロトコルに対応しており、メジャーなところではGoogle Maps の地図を直接読み込んで使用することが可能である.
今回リリースされた”iOS Map SDK”は、AppleがXcodeの開発環境に標準で組み込んである、Google Mapsのフレームワーク”MapView” のYahoo Japanバージョンと言ったところでしょうか.”MapView” のクラスやメソッドについては詳しく調べたことはありませんが、”iOS Map SDK”の方は後発だけあって、かなり機能が豊富なようです.
先の記事『iPhone用GPSナビに挑戦 #8』で国土地理院の電子国土システムが2013年1月からV4システムに移行する予定で、背景地図等のデータ形式が変更されることを簡単に触れましたが、今回はGISアプリケーションを開発する上で必須となるタイリングされた地図データのハンドリングについて調べてみようと思います.
GPSトラッキングデータをWEBマップ上にトレースするWordpressプラグインモジュール “GPSMap V1.2” を公開しています.但し、国土地理院の電子国土システムの利用規約の関係で、配布するバージョンはオリジナルの電子国土システムにアクセスしなければならないため、ポップアップウインドウ上にサムネイル画像を表示することができません.
12/26日に電子国土V3システムのソースコードが電子国土ポータルを通じて公開されたので、とりあえず現状の “GPSMap” Wordpressプラグインを電子国土V3で動くように修正してみた.