今回はフレッツ光サービスでIPoE方式によるIPv6環境を使いこなすための知識や設定方法について数回に分けて調べて行くことにする.また、フレッツ光サービスで使われる事の多い光電話サービスをIPv6環境に影響を与えずに上手く併存させる方法や自分専用の”IPv4 over IPv6トンネル”の作成方法についても触れる予定だ.
IPv6関連のIPアドレスの割り当てや取得方法などについてJPRSやJPNIC関係のホームページを覗いていたら、”DNS Flag Day” に関連したDNSサーバ管理者やネットワーク管理者などに対する注意喚起文書が目についた.恥ずかしながら私はこの “DNS Flag Day” という2月1日のDNS関連のマイルストーンの事を知らなかったので、自分が運用している個人ドメインのDNSサーバや組織のドメインサーバの実装がどのようになっているのか確認してみることにした.
2017年の7月に、『
フレッツNGN網でのIPv6接続に関するまとめ(その1)』という記事を書いたきり、IPv6関連の話題はほったらかしにしていたが、この1年半の間にIPoE方式のIPv6接続環境が大分普及してきたようなので、再度IPV6関連の話題をいくつか拾ってみようと思う.
昨年の夏にSONYからSPRESENSEという小型のIoTボードが発売されていたらしいが、先日スイッチサイエンスさんのホームページでこのSPRESENSEの事を知り、そのユニーク(というよりは尖っていると言った方が良いかも)な機能に興味を持った.
スイッチサイエンスさんにSpresenseが結構な数分入荷したようなので、何に使う(使える?)か決め手はいないが、とりあえず入手して色々と遊んで見ることにした.