10
08
2017
ConoHa VPS へお引っ越し
このブログのサーバをさくらVPSからConoHa のVPSへお引っ越し
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ConoHa VPSの管理コンソール画面(トップ)
このブログをホストしているサーバをこれまでのさくらインターネットのVPSサービス(1GB Mem, 2 VCPU Core, SSD 30GB)から、GMOインターネット社の ConoHa VPS サービス(とりあえず 1GB Mem, 2 VCPU Core,SSD 50GB) へ乗り換えることにした.
老舗のさくらインターネットから後発のGMOインターネット社の ConoHa VPS サービスへと乗り換えをすることになった最大の理由は、単にさくらインターネットの契約(年払い)がこの10月一杯で切れるからだ.そのまま更新しても良いのだが、別件で導入したConoHaのVPSの使い勝手が良かったので “y2tech.net” のメインサイトをConoHaのVPSに移行することにした.
移行に際し、最新のWEBサーバ技術を用いてスクラッチ&ビルドしようかと思ったが、そんな悠長な事をしている時間は取れそうもないので、とりあえず今回はOSとWEBアプリ廻りを少しだけバージョンアップ(Cent OS 7.4 + PHP 5.6 + Apache 2.4系)しておくことにした.WordpressのThemeファイルや自前の各種プラグインも作り直したい所だが、今回は単純なコンテンツ移行に留めておくことにする.従って、見かけ上は何の変化もないのでホスティングサーバが変わった事には誰も気付かないだろう.今回の移行でApache ベンチマークテストでは約3倍性能アップしているので、このサイトの重たさは少しは解消したかもしれない.今後Wordpress環境のチューンナップを行って行く予定だ.
そのうち、PHP7 + NGINX の組みあわせに移行する予定だ.実はPHP7環境で試してみたのだが、PHPのソースコードを書き換えないと動作しなかったので、今回は PHP 5.6系を使わざる負えなかった.
今回の移行に先立ち、さくらインターネット経由で取得したドメイン “y2tech.net” の権限委任DNSサーバをAWSのRoute53 に移設しておいた.今回はドメイン移管ではなく単にDNSサーバの変更のみなので、ドメイン移管のための面倒な手続きは必要ない.さくらインターネットのドメインホスティングサーバでは、IPv6のAAAAレコードは返すことができるのだが、IPv6での問い合わせに対応していないという致命的な欠陥がある.Route53はIPV6での問い合わせにも対応している.
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“y2tech.net”のDNSホスティングサーバをAWS Route 53 へ切り換えておいた
さくらインターネットのVPSもConoHa VPSも値段やサーバスペックはほぼ同じような内容だ.大きな違いが有るとすれば、ConoHa VPSの方がサービス面や運用管理面で細かな所にも手が届くということだろうか.流石に後発だけあって管理コンソールなどの使い勝手は一枚上手だ.何よりも、パブリッククラウドサービスと同様な管理用のAPIまで用意されていて、時間単位の課金システムと相まって、VPSサービスと言うよりは格安定額ポッキリパブリッククラウドサービスと言った方が実体を良く表現しているかもしれない.
今回はConoha VPSについての詳細は紹介できないが、実際の管理コンソール画面の様子などを載せておくので、Conoha VPSの利用を検討している人は参考にして欲しい.今後折に触れて、Conoha VPSの設定方法や性能などについて報告して行く予定だ.
【Conoha VPSの技術的な情報】
・ConoHa VPS 機能一覧
ConoHa VPSサービスを提供している基盤のフレームワークとして OpenStack が採用されており、OpenStackに準拠したAPIがユーザに提供されている.ConoHa VPSサービスのクラウドライクな機能はこのOpenStackベースの実装によって成し遂げられたと言っても良いだろう.オープンソースベースの業界標準フレームワークでサービスが構成されていることは ConoHa VPS の大きなメリッとと言える.
・ConoHa API Documantation [ OpenStackベースのAPIに関するドキュメント ]
ConoHa VPSに関するWEB記事などもあるので、これらを参考にConoHa VPSを使ってみては如何だろう.
・個人利用から大規模開発までConoHaで始めるクラウド開発入門 [ Gihyo.jp の記事 ]
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サーバリソースの使用状況
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仮想サーバのドライバ等のパラメータを少しだけ弄ることが可能
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ネットワーク(IPv4)の情報と仮想基盤側のFirewall設定
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ネットワーク(IPv6)の情報と仮想基盤側のFirewall設定
【プレゼントクーポン紹介用URL】
下記のURL経由でConoHaのVPSを申し込むと、申込者と紹介者(私)の双方がプレゼントクーポンを貰えるようです.
https://www.conoha.jp/referral/?token=p1eOpNVMvuxqRHbLBi3JD_mkN80k3SHFP9cHwWs60xDXcoE0IuU-CCQ
このとも ~友達紹介~
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※このブログではアフィリエイトプログラム等のリンクは一切置かない方針ですが、『このとも』に関しては双方にメリットがあるので紹介リンクを載せて置きます.これからも提灯記事は一切書く気はありません.