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06
2011
Galleria V1.2が正式にリリースされました
Galleria V1.2が2月に正式にリリースされていました
Galleria V1.2が昨年の11月のリリース以来長い間音沙汰がなかったので、暫くGalleria V1.2のWebサイトを覗いていなかったら、いつの間にか正式版として2/14 に V1.2 がリリースされていました.現時点での最新版はバグフィクス等があったため、v1.2.2 (2/25) となっています.
まだ11月のバージョンと最新版とでどこがどのように変わったかは調べていませんが、本体部分のソースコードが約400行ほど増えていますので、かなり手直しが入ったようです.(本体部分だけで4000行を超えています!)
正式リリースに伴いホームページが完全にリニューアルされて、ドキュメントやダウンロードなども同じサイトに集約されてアクセスしやすくなっています.
先のバージョンではclassicという名のテーマファイルが付属していましたが、今回からは有料(にするらしい)で4つのテーマファイルが用意されているようです.Wordpressにも多くの有料テーマファイルがありますが、Galleriaも同じようにテーマファイルを有料化する方針のようです.
テーマファイルのサンプルページを開いてみればわかりますが、テーマファイルの作り方で見た目も機能も全く別物に仕上げる事が可能であることが分かります.それだけGalleria v1.2 が柔軟性に富んでいるという事なのですが、逆に言うと自分の思い通りのスタイルや機能を作り上げようとすると大変な手間と労力を要するという事になるでしょうか.
新しいGalleria v1.2.2に合わせて WordPress用のプラグイン “GalleriaWP2” も手直した後、一般に公開する予定です.
【追記】Galleria v1.2のStable版ではかなり変更が加えられたようです
正式リリースされたGalleria v1.2(4/21現在 V1.2.3)ですが、以前書いたカスタムテーマファイルがおかしな挙動をしているので本体プログラムを少し覗いてみたら、カスタムテーマファイルに渡すオプションパラメータの振る舞いが、これまでのバージョンと全く互換性が無くなっていました.
何とオプションパラメータの文字列にアンダースコア文字 “_” が含まれている場合、本体プログラム”galleria-1.2.3.js” 側で勝手に アンダースコア文字を取り去って、代わりにその次のアルファベットを大文字に変換するという変更が加えられていました.
例えば “galleria_stage_width” というオプション名を使ったとすると、 “galleriaStageWidth” と勝手に書き換えられてしまいます.カスタムテーマファイル側では当然元の”galleria_stage_width”というオプション名でプログラムを組んでいる訳ですから、カスタムテーマが動作しないのは当たり前です.
何でこんな暴挙とも言える仕様変更を行ったのか不明ですが、とりあえずアンダースコアを使わないオプション名にすることでこの問題は回避できましたが、まだ他にも色々と不具合が出そうですのでもう少し様子を見てみようと思います.
勝手にオプション名を書き換えている部分 ”galleria-1.2.3.js” の 71〜97行目
// legacy options
// allows the old my_setting syntax and converts it to camel case
_legacyOptions = function( options ) {
var n;
if ( typeof options !== 'object' ) {
// return whatever it was...
return options;
}
$.each( options, function( key, value ) {
if ( /^[a-z]+_/.test( key ) ) {
n = '';
$.each( key.split('_'), function( i, k ) {
n += i > 0 ? k.substr( 0, 1 ).toUpperCase() + k.substr( 1 ) : k;
});
options[ n ] = value;
delete options[ key ];
}
});
return options;
},