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2010
Galleria V1.2 がリリースされたようです
Galleria イメージギャラリーが刷新されたようです
Javascriptのフレームワーク “jQuery” を用いたイメージギャラリーのフレームワークである Galleria が今回 V1.2 として全面的な書き換えが行われたようです.
Galleria v1.2のページでは今月(2010年11月)中に安定版のV1.2 をリリースすると伝えています.既に安定版としてリリースされたのかどうかは確認していませんが、とりあえずV1.2のソースコードをダウンロードして軽く動作確認をしてみました.
詳しい説明はホームページを見て貰うこととして、今回のV1.2の特徴を要約してみると、
・Themed galleries (ギャラリーの見栄えをテーマファイルでカスタマイズ可能)
標準で “Classic” と “Fullscreen” というテーマファイル群(jQueryソースコードと静的なCSSファイルの組み合わせ)が付属している.
ユーザが自分でカスタムーテーマを組み込むことができる.
・Carousel included (カルーセル機能が標準で備わった)
カルーセル(サムネイル画像をラインに並べてスクロールさせる)機能を組み込んでる.
・Even better performance (以前よりも性能が向上している)
・Features, features, … (フルスクリーンやキーボードオペレーションなど多機能化しているそうです)
確かに以前のバージョンよりも高カスタマイズ化・多機能化しているのですが 、如何せんソースコードの量が肥大化しています.前は700行台でしたが今回は本体部分だけで3,764行もあります.
まだコード全体に目を通してはいませんが、とても複雑でソースコードの内容を理解するのは大変そうです.
WordPress用のプラグインを今回のV1.2のコードで作ってみようとは思いますが、必要な部分だけを取り出して上手くまとめるのはかなり難儀しそうです.
以前作成したWordpress用のプラグイン “Galleria WP” は jCarousel モジュールの動作がWebkit系のブラウザで時々動作が不安定になるので、できれば今回のGalleria V1.2 のカルーセル機能で置き換えようと思っています.
WordPressで jQuery を使う方法について
WordPressで jQuery を用いた各種 Javascript コードを使うにはちょっとした工夫が必要です.Wordpressで jQuery を用いようとして上手く行かない場合は以前の記事『GalleriaをWordPressに組み込む(その1)』を参考にして下さい.