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07
2012
GPSMap V1.2 公開
GPSMap V1.2を公開しました
GPSトラッキングデータをWEBマップ上にトレースするWordpressプラグインモジュール “GPSMap V1.2” を公開しています.但し、国土地理院の電子国土システムの利用規約の関係で、配布するバージョンはオリジナルの電子国土システムにアクセスしなければならないため、ポップアップウインドウ上にサムネイル画像を表示することができません.
このブログで運用している”GPSMap V1.2″は電子国土システムのソースコードに修正を加えたバージョンです.国土地理院の利用規約ではソースコードに修正を加えたバージョンを利用して電子国土システムのサーバにアクセスするには国土地理院に利用許諾申請を行って、利用許諾承認を受けなければ利用することができません.
国土地理院の利用許諾承認を受ければ修正版を一般に配布する事は可能でしょうが、現状では利用許諾承認を受けていません.従って今回配布する”GPSMap V1.2″は電子国土システムのソースコードに修正を加えていないオリジナルバージョンです.
尚、配布物には電子国土システムV3のソースコード一式が含まれていますが、標準状態では”GPSMap V1.2″はこのソースコードそのものは利用しておらず、国土地理院の電子国土サーバーに直接アクセスするように設定されています.(従来の利用法と全く同じです)
折角電子国土システムV3のコードがオープンソースとして公開されても、現状の利用規約ではそれを活かすような使い方はできそうもありません.オープンソースとは名ばかりで、現状ではオープンソースの精神とは掛け離れた産物としか言い様のないものでしょう.
今後は電子国土で公開している1/25000地形図等の背景地図を利用した開発は続ける予定ですが、電子国土システム(WEBマップサービス)のAPIを利用した開発はこれが最後になるでしょう.OpenLayer等のオープンソースフレームワークを利用してシステムを開発する方が使い勝手の良いシステムになりそうですし、不条理な制約を受けずに済みそうです.
GPSMap V1.2 ダウンロード先
・GPSMap V1.2.0 [ 1/07 2012 ]
ダウンロード先: https://y2tech.net/wp_plugins/gpsmap/gpsmap.zip
簡単な説明: https://y2tech.net/wp_plugins/gpsmap/ReadMe_Japanese.html
ソースコード修正に関する情報: https://y2tech.net/wp_plugins/gpsmap/Docs/CustomModules_Japanese.html