今回は、”Botic7″環境を完全に自分で作り直すための準備として、先ずは”Botic7″のフリーズバージョン(v4.8.13-rc3)を自分の開発環境上で再現して見ることにする.
BeagleBone の”Botic7″オーディオ再生環境 をカスタマイズするにはLinuxカーネルの再構築が必要となるが、一般的なLinux系のアプリケーションエンジニアやユーザにとってはかなり敷居の高い面倒な作業だ.
私も組込み系の開発の仕事は殆ど経験が無いド素人なので、今回Linuxカーネルの再構築の練習も兼ねて、先ずは一般的なLinuxカーネルの再構築から取り組んでみることにする.
久しぶりに旭化成マイクロエレクトロニクスのホームページを覗いてみたところ、CES2019で公開された最新フラグシップDACチップであるAK4499EQのデータシートがようやく公開されたようなので、とりあえずデータシートを入手してみた.
前回の記事 「LightMPD-Boticでマルチチャネル再生を試みる」で紹介したように、我が家のNWオーディオ環境下でもマルチチャネルーオーディオ再生の道が見えてきたので、今後マルチチャネルオーディオ再生環境を整えて行こうと思う.
今回はESS社のフラッグシップマルチチャネルDACであある、ES9038PROを使ったマルチチャネルDACボードの自作に挑戦してみることにした.
BeagleBone上のLightMPD-BoticによるダイレクトI2Sネットワーク再生環境が我が家のメインデジタルオーディオプレイヤーなのだが、転職の端境期にちょっとした暇ができたので、BeagleBoneのプロトタイプCapeボードをスタックすることでマルチチャネル化が簡単にできるアドオンカードを作成してみた.
Universal Music Japanが昨年発売した往年の名盤(中には???な物も多いけどね)をハイレゾMQA CDとしてシリーズ化し発売しているが、これらのタイトルの中からアナログレコードを持ってはいるがまだCD版を購入していなかった物を幾つか入手してみることにした.
1/8からラスベガスで恒例のCESが開催されるが、デジタルオーディオ関連ではESS社とAKM社から新しいDACチップが公開されるというアナウンスがプレスリリースなどを通じて行われている.
旭化成のAK4493EQ DACチップを今年の前半に入手していたが、これまで時間が取れなくて実際に音出しをすることができなかった.仕事の方が一段落ついて、再び半田ごてを握る時間ができたので、AK4497EQの廉価版的な位置付けのAK4493EQを試して見る事にした.
今回はバイナリパッケージが最初から用意されている Debian Stretch(Version 9)を用いて”upmpdcli”を動作させてみることにする.
さて、これまで長々とミュージックサーバ環境とオーディオネットワーク環境の構築に時間を費やしてきたが、いよいよ今回の本題のUPnP/OpenHome対応オーディオネットワーク環境の構築に取り掛かることにしよう.