Linux OS の欠点を取り除いて、高音質オーディオ再生に特化した超軽量Linuxディストリビューションが今回紹介する
lightMPD と呼ばれているものだ.
Raspberry Pi と lightMPDの組み合わせで色々と試していたが、lightMPDはRaspberry Pi 以外にも対応可能なハードウェアが有るようなので、それらの中で一番お洒落でかわいいCuBox-i というキューブ型の小型コンピュータを試してみることにした.このCuBox-iはイスラエルのSolidRun社が開発・製造している物で、 幅、奥行きが約 54mm 、高さが 約45mm というほぼ立方体の形状をしている.
Rasberry Pi をネットワークオーディオプレイヤーとして活用する際の最大の欠点が、電源をいきなり切断することができないことだろう.オーディオ機器としては完全に失格だが、何とかRaspberry Pi を安価なネットワークオーディオプレイヤーとして活用したいところだ.そこで、この最大の欠点をカバーする方法を検討して見ることにする.
DIYINHKから旭化成エレクトロニクスのDAC AK4495SEQ を搭載したDAC基板キットが出ているが、AK4495というDACチップには2種類あって、通常版のAK4495 EQと、”Special Sound Quality Package” 版のAK4495 SEQ.とがある.DigikeyからはこのSEQ版は入手できないようなのが残念だが、”Special Sound Quality Package”と銘打っているだけのことは有るに違いないと言う訳で、AK4495 SEQを使ったDACボードキットを2セットほど購入してみた.
Raspberry Pi 3 入手記念ということで、久しぶりのRaspberry Piネタです.
これまでRaspberry Pi 2とVolumioの組み合わせでネットワークオーディオプレイヤーを実現する方法について簡単に説明してきたが、組み合わせるDACモジュールはTIのPCM5102やESS Technology のES9023などの比較的安価で簡易的なDACチップの組み合わせだけだったので、本格的なオーディオ用途としては少し物足りないという感じがするので、今回はもう少し上位のDACシステムと組み合わせる場合の問題点等について紹介しようと思う.
長年我が家のメインCDプレーヤーとして活躍してくれたPHILIPSのLHH-300Rだったが、CDドライブのトレイの開閉が出来なくなるというCDプレイヤーとして致命的な故障を抱えてしまい我が家のデジタルオーディオの主役の座から外れてしまっていた.引退させるには惜しいマシンなので、昔の様にCDプレーヤーとして活躍させてあげたいとと思い、何とかして修理することにした.
先の記事ではデジットのデジタルオーディオキットのモジュールを使用して自作ディジタルオーディオに挑んでいる事を簡単に紹介したが、少し時間ができたのでシステム全体をコントロールする制御系のボード試作に取り掛かることにした.
DA-300USBの更なる改造は一先ず置いておくことにして、今回はデジタルオーディオ系の回路や組み合わせのお勉強を兼ねて、共立電子がデジットシリーズとして販売している、『デジット 自作オーディオ実験シリーズ』の基盤を組み合わせて、実験用DAC1号機を組んでみた
DA-300USBを自分でカスタマイズするために内部構造を調べてみたが、デジタル処理系基板からDAC部のメイン基板に渡されるオーディオデータ信号の受け渡し方法般的なI2Sデータ信号の形式ではないようなので、デジタル信号系の扱いを少しだけ探ってみた.