Mac mini (Intel) の 2.5 inch 内蔵HDを取り外し、eSATA タイプの 外付け 3.5 inch 大容量 HD をつないでみました.
Mac OS X Server の FrontRow を最新版にアップデートする方法 Apple TV がアップグレードしてインターネット経由で直接 iTunesStore からコンテンツを購入して視聴することが可能になりましたね.最も日本の iTunesStore では購入可能なコンテンツが貧弱なので、Apple TV が日本でブレークするかどうかは微妙ですね. Apple TV を持っている人は少ないでしょうが、Mac mini を メディアサーバ代わりに使っている方は多いのではないでしょうか.私も Mac mini (Intel) をメディアサーバとして使っているのですが、只のメディアサーバとして使うのは勿体ないので、メディアサーバ兼ファイルサーバとして使っています. 単なるファイル共有であればクライアント用のOS で十分なのですが、折角Intel Mac という高性能なハードウェアがあるのですから、どうせなら各種サービスも提供してしまえということで Mac OS X Server 10.5 を使うことにしました.Mac OS X Server 10.5 自体は機能てんこ盛りのとっても便利なサーバOSなのですが、ちょっとだけ困った事があります.それはApple 自体が Mac OS X Server の位置づけがまだ明確に定まっていないのか、クライアントOSともサーバ専用OSともつかない、どっちつかずの状態です.事実、カーネルベースは同じDarwinカーネルで、サーバ版はクライアントOSの上にそのまま サーバ独自のアプリーケーションを被せただけという作りになっています. 本来、Mac OS X Serverはメディアサーバとして使うことを前提には作られてはいませんが、ベースとなるOS は Mac OS […]
無線LAN AP 監視ユーティリティー 無線LANが一般家庭に普及するにつれて、無線LANの接続環境がどんどん悪化してしまいました.特にマンションなどの集合住宅では近隣に多くのAPが乱立していて無線チャネルの空きを探すのは容易ではありません.こんなときに便利なのが、Chimoosoft の “AP Grapher” というフリーのAP探査ツールです. この “AP Grapher” はAPの一覧と信号強度や使用チャネルを表示してくれますので、自分のAPをなるべく最適なチャネルに割り当てるのにとても役に立ちます.無線LANの混信でお悩みの方に是非ともお薦めのユーティリティーです.
GPT でSolaris を動かすための試行錯誤 MBR形式でのSolaris のマルチブートはそれなりに実現できましたが、やはり Mac OS X を MBR 形式のディスク構成で動かすのは不安があります.現行では GPT の ”EFI System Partition” が存在しなくても特に支障は無いようですが、今後の互換性やEFI対応OSが増えてくる事を考えるとやはりGPT形式でマルチブート環境を作りたいですね. Apple の GPT に関するテクニカルノート( Technical Note TN2166 : Secrets of the GPT )には、Mac OS X でのGPTに関する仕様(要求)が書かれています.これによると、 ・Intel Mac ではGPT, APM( Apple Partition Map ) でブート可能であるが、Appleがサポートするのは GPTのみである. ( => MBR形式でもブート可能です ) ・AppleのGUIベースのツール(インストーラーのような)は GPT 以外のディスクにはインストールできない. ・Appleはディスクのサイズに応じてGPT形式のパーティションマップを使い分けている. tiny ( size < 1GB ), small […]
Intel Mac でSolaris を動かすための補足情報 これまで Intel Mac でSolaris を動かすための方法などについて紹介してきましたが、これまでに紹介しきれなかった情報や新たに見つけた情報などを補足しておきます. GPT パーティション形式での Solaris のインストールについて Paul Mitchell さんが GPT パーティション形式での Solaris のインストールについて記事を書いています.この記事によると、GPT 形式でSolaris のインストーラのディスクパーティションツールがパーティション構造を誤認識するのは、先頭の “EFI System Partition” の存在が気に入らない(上手く無視できない)ようです. “EFI System Partition” を強制的に他の形式(HFS+)などにすれば、上手く扱える可能性があるとのことでした.また、Solaris インストーラーの fdisk 関連の問題(バグ)についても、もう少し詳しく書かれています. How to Dual Partition a MacBook Pro with MacOS and Solaris GPT パーティション形式での Solaris のインストールについては、この記事を参考に再度挑戦してみることにします. Solaris が ZFSファイルシステムからブート可能らしい Leopard で 新しいファイルシステムである ZFS […]
Open Solaris を IntelMacハードウェアに対応させる IntelMac上で Open Solaris Express Developer Edition が稼働させることができましたが、残念ながらハードウェアの対応状況は芳しくありません.元々Solaris のハードウェアサポートはとても貧弱で、数年以上前の枯れたデバイスしかサポートされていません.当然ながら、今のところ門外漢の Intel Mac のハードウェアのサポートなど期待できそうもありません. 今のところ MacBook でしか検証していませんが、肝心要のネットワーク関係のハードウェアが全く認識されておらず、OSをインストールしただけではネットワークにつながりませんでした.とりあえず、内蔵のイーサネットだけでもつながらないものかと試行錯誤した結果、何とかネットワークにつながるようになりましたので、その手順を紹介しておきます. まず、MacBook で使われているイーサネットコントローラーのメーカーや型番を調べます.Mac OS X の “System Profiler” でもある程度は分かりますが、具体的なチップの名前などは分からない事が多いです.そこで、Windows XP のデバイスマネージャの情報を見てみることにします. Windows XPのデバイスマネージャで確認 デバイスマネージャによると、”MacBook 1,1”(初代Core Duo)のイーサネットコントローラーは、”Marvell Yukon 88E8053 PCI-E Gigabit Ethernet “ という名前であることが分かります.Sun のサポートサイト http://opensolaris.org/os/ などで、Solaris がこのデバイスをサポートしているかどうか調べます. Sun では Hardware Compatibility List (HCL) としてデータベース化していますので、これで検索して見て下さい. 12/31 2007 現在では、Marvell Yukon […]
前回、MBRパーティション形式で Solaris のインストールに挑戦しましたが、Solaris のインストーラはハードディスクのパーティション構造をきちんと認識してくれませんでした.この原因として、Solaris のインストーラーが拡張パーティションを処理できずに、誤ったディスクパーティションとして認識してしまうのではないかと考えられます.試しに、拡張パーティション構造を用いずに、プライマリ(基本)パーティションのみでSolaris をインストールしてみたところ、Solaris のインストーラはパーティションを正しく認識してくれました.Solarisのインストールに関しては、プライマリパーティションのみで構成することによって問題は解消できそうです.
Solarisのマルチブートに挑戦(失敗編) GPT形式のパーティションではSolarisのインストーラが全く受け付けてくれませんので、ちょっと強引ですがMBRパーティション形式でハードディスクを分割してみました.先の実験で “GParted” でパーティション操作を行ったため、Windows XP Ubuntu Linux が立ち上がらなくなりました.MBRを修復して再び起動可能にするのも面倒なので、この際思い切って MBR 形式でフォーマットし直すことにします. 尚、MBR 形式ではMac OS X を直接インストールができなくなりますが、このHFSパーティションから起動することは可能です.外部のドライブに格納してあるシステムをこのHFSパーティションに戻せば(クローニング)、普通にMac OS X を起動させることができます.但し、”Startup Disk” はMBR形式のハードディスクは起動ドライブとして認識してくれないようです.Windows用パーティションの位置はGPTの場合とは異なり、#1〜#3 のどこに置いても大丈夫でしょう.とりあえず今回は先頭に置くことにします. MBR形式でのフォーマットは”DiskUtility” で作成し、後で”GParted” でLinuxパーティションに変換します.尚、iPartition 2 はMBR形式のパーティションはサポートしていませんので、今回の用途には使えません.ハードディスクのパーティション構成は次のようにしました.#1〜#4 まではプライマリパーティション、#5〜#7までは論理パーティションです.DiskUtility でMBR形式でパーティションを作成すると、先頭の3つまではプライマリパーティション、それ以降は論理パーティションとして取り扱うようです.#5のLinux swap用のパーティションは Solaris用のパーティションとの競合を避けるため、Solarisインストール時はFAT32のままにしておき、Linux をインストールする際に、LinuxSwap(0x82) に変換します. #1 WinXP FAT32 #2 Solaris Linux swap(0x82) #3 Linux Linux ext3 #4 Extended Extended #5 swap Linux swap (Logical) #6 Leopard HFS+ (Logical) #7 Home HFS+ (Logical) […]
今回はSolarisをマルチブートシステムに対応させるため、既存のパーティションスキームの中にインストールしてみます.Solaris のインストーラーの振る舞いを見る限り望みは薄いですが、とりあえず挑戦してみましょう.
Intel Mac でSolaris に挑戦 Intel Mac 上で Mac OS X, Windows, Linux のトリプルブートが上手く動いたので、今度は Solaris に挑戦してみようと思います.GUIDパーティション形式では、先頭にEFI System パーティションが作成されてしまうので、プライマリーパーティションとして使えるのは残りの3つということになります.この3つのパーティションに Fedora Core 8, Ubuntu 7.1 Desktop, Windows XP をインストールしてみましたが問題なく動作しました. そこで、Fedora Core 8 を Solaris に入れ替えて、Mac OS X, Windows, Linux, Solaris のQuad ブートは可能かどうか検証してみることにしました.以前、SPARC版のSolaris は使っていましたが、Intel用のSolarisはまだ使ったことが無かったので、とりあえず手元の DOS/V マシーンで予行演習も兼ねてインストールしてみました.このDOS/V マシーンには Windows XP が2つとLinux のトリプルブート(BootMagic使用)になっていて、2台のHDを搭載しています.Solaris 10 (11/06) のインストールDVDで起動しようとしたところ、インストーラーが起動する前にハングアップしてしまいました.別なDOS/Vマシンで試したところ、インストーラは起動するようになりましたが、チップセット内蔵のグラフィックの関係か、インストーラ画面が乱れてまともに操作できません.仕方ないので、DOS/V マシンのインストールはとりあえず置いておいて、MacBook で試すことにしました. MacBook でクリーンインストールしてみる DOS/Vマシンのインストールで難儀したところを見ると、Solaris […]