IE7 をメインにして、IE6も使えるようにする 前の記事では、IE6 をメインとして使い、IE7も併用するという方法でしたが、その逆も同様に可能です.今後IE7がメインになることを考えると,むしろこちらの方が良いかもしれません. インストール手順は前の記事に示した手順とほぼ同じですが、IE7にアップデートする前に、IE6の最新版(なるべく最新のパッチが充ててあるもの)をバックアップする必要があります.Microsoft のダウンロードページからは既に IE6 のダウンロードはできないようです. 【注.この方法は現在のところ動作が不安定です.IE6が絶対に使えなければ困るという人は試さないで下さい】 導入手順 Step. 1 ダウンロード 前の記事を参考にして、TredoSoft さんのホームページ “Internet Explorer 7 running side by side with IE6. (standalone) ” から、IE7 Standalone program (IE7s.exe) をダウンロードしておきます. Step. 2 IE6のバックアップ IE6 が稼働しているWindows のプログラムフォルダ内にある、”C:\Program Files\Internet Explorer” フォルダを丸ごと適当な場所にコピーして下さい.以降通常のWindows Update の対象外になってしまいますので、コピーする前に IE6 のパッチを全て充てておいて下さい. もし、既にIE7へアップデートしてしまった場合は、他のIE6が動いているマシンのプログラムフォルダから “Internet Explorer” フォルダを持ってくれば大丈夫です. Step. 3 IE7へアップデート Windows Update か Microsoftのダウンロードページなどから入手したInternet […]
IE6とIE7を同居させる方法 IE6(奥)とIE7(手前)が同時に動いている様子 巷ではMicrosoftが Windows Update を通じて Internet Explorer 7 へのアップデートを自動配布させるXデーが2月13日ということで結構話題になっていますが、これで大部分の人はIE7へアップデートするのでしょうか.IE6からIE7へのアップデートは、ユーザインタフェースが大きく変わるので結構ためらっている人が多いのではないでしょうか.Microsoftの目論見は上手く行かないような気がします. 私は IEは使っていないのでIE6でも7でもどっちでも良いのですが、Web関係のデザイナーやデベロッパーの方々にとっては結構大きな問題ですね.Webに携わる人にとっては Internet Explorer 自体が頭痛の種なので、IE6もIE7も早いところ消えて無くなって欲しいところですが、一般のユーザにとっては、Internet Explorer がとんでもないブラウザだとも知らずに使い続けるのでしょう.Webサイトを作る側としては、今のところ IE6 が世の中の主流ブラウザなので仕方なく Internet Explorer に対応させているというのが現状でしょう.次のIE8ではようやくCSS 準拠になるようですが、Microsoftの事ですから多分後方互換モード をデフォルトにするのでしょうね. 何時になったらこの悪循環から抜け出せるのでしょうか.制作者側も思い切ってWeb標準に準拠しないブラウザを切り捨てれば、ユーザ側も新しい標準に準拠したブラウザに切り替えてくれるかもしれません. 『世の中に たえてIEのなかりせば Webの世界はのどけからまし』 私は互換性チェックのため、IE6とIE7の2つのVMマシンを用意してこれらのブラウザを使い分けているのですが、両方をVM上で同時に動かすには、メモリやCPUリソースなどが十分にないとまともに動きません.そこで今回は、1つの Windows XP (SP2) で、IE6 とIE7 を両方併存させる方法について紹介します. 残念ながら、Windows XP では Internet Explorer が OS と密接に結びついているため、IE6とIE7を完全(同等)に併存させるという事は無理なようです.従って今回紹介する方法は、 IE6 をメインとして使い、IE7は互換性確認のために補助的に使うといった感じでしょうか.Web制作者にとっては、Mac OS X 上でコンテンツ制作を行いながら、同時にVM上のWindows で IE の動作検証も行えるので、理想的な製作環境ではないでしょうか. VM上で IE6とIE7用のイメージを別々に用意するのも大変です IE6 とIE7の併存については、TredoSoft さんの “Internet […]