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07
2008
iPhone SDKで遊んでみました
iPhone SDK をちょっとだけ試してみる
待望の iPhone SDK がリリースされました.まだベータ版のようですが、とりあえず iPhone のアプリケーション開発ができるようになりました.まだ、触ったばかりなのでこのSDKでどこまで開発できるのか詳細は分かりませんが、Xcode のプロジェクトから Aspen という iPhone のシミュレータを通して、開発したアプリケーションを試す事ができます.
この iPhone のシミュレータには Safari も標準搭載されていますので、iPhone や iPodTouch を持っていなくても、これらのデバイス上でのWEBサイトのチェックにも有効です.
この iPhone シミュレータでは、実際のタッチスクリーンの動きを完全にシミュレートとする事は無理でしょうが、リスト表示のスクロールのスピードはマウスを動かす加速度に応じて変化するようです.キーパッドからの文字入力はマウスクリックで行いますが、普通のキーボードからもキー入力可能です.
Aspenシミュレータのアプリケーション本体は
“/Developer/platforms/AspenSimulator.platform/Developer/Applications/Aspen Simulator.app”
に有ります.開発したアプリケーションやデータなどは個人のホームディレクトリ上の ”Application Support” に置かれるようです.
“~/Library/Application Support/Aspen Simulator/User/”
開発環境を手っ取り早く初期状態に戻すには、上記ディレクトリを消してしまえば良さそうです.