DA-300USBを自分でカスタマイズするために内部構造を調べてみたが、デジタル処理系基板からDAC部のメイン基板に渡されるオーディオデータ信号の受け渡し方法般的なI2Sデータ信号の形式ではないようなので、デジタル信号系の扱いを少しだけ探ってみた.
先の記事で、DA-300USBの内部でDC/DCコンバータを用いているため、外部のACアダプタを電源トランス方式の電源アダプタに交換してもあまり効果がなかったが、DA-300USBの内部構造が把握できたので内部の電源供給方式をデジタル系とアナログ系に分け、それぞれ別系統の電源を個別に供給することで少しでも音質を改善しよう試みた.
DENON DA-300USBを暫く使ってみると、やはり色々と不満が出てくる.安物のスイッチングACアダプタ方式の電源供給などは論外として、ケースのデザインを優先させてしまったせいか、システム全体の電源供給方式に問題があるようだ.
今回はDA-300USBの内部を開けて、電源周りや全体の回路構成や使用しているICチップなどの情報を簡単に紹介しておく.
以前の記事で、Raspberry Pi と組み合わせて使う、DIYINHK製のI2S接続タイプのDACモジュールを2種類ほど簡単に紹介したが、今回その上位版にあたるDACモジュールを追加購入してみた.
今回テスト用のDIYINHKのDACモジュールを2種類購入してみたが、この2枚のDACモジュールのサイズは50mm x 50mm で、ピンの配置も全く同じなので、DIYINHKのDACモジュールを載せる専用のRaspberry Pi 2 用のドータカードを作成してみた.
DACチップを買ってきて自分で表面実装部品を半田付けするのはしんどいので、半完成品であるSunhayato MM-5102 DACモジュールをRaspberry Pi 2 につないでみた.
Raspberry Pi + Volumio の組み合わせでは、先の汎用USBポートを介した接続方法以外に、Raspberry Pi のGPIO(汎用入出力)端子経由で、DACチップの汎用的な入力データフォーマットであるI2Sという形式の信号を出力する事が可能だ.
今回のネットワークオーディオプレーヤーの要となるVolumioは、組み込み用のコンピュータのためのオペレーティングシステム(OS)の一種で、オーディオプレイヤーとして使うことを想定したカスタマイズOSと言った所だろうか.勿論、汎用のLinux OS をベースとしているので、中身はLinuxそのものだ.
先日、DENONのDA-300USBの電源アダプタのパーツを買い出しに秋葉原界隈を散策していたら、巷で話題のRaspbery Pi の最新モデル Raspbery Pi 2 (Model B 1GB)が売られていたので衝動買いしてしまった.
今回の記事は “Volumio”と言う AirPlay対応ネットワークオーディオプレイヤーをRaspbery Pi 2 にインストールして試してみた様子を紹介する.
1週間ほど前に注文していたDENON製のUSB-DAC(ヘッドフォンアンプという位置付けかな)を予定よりも早く入手することができたので、付属品のACアダプタのノイズをオシロスコープで観察してみた.